
会社名 | 楠の木学園 |
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住所 | 横浜市港北区小机町 2482-1 |
TEL | 045-473-7880 |
楠の木学園では、不登校や引きこもりの経験がある子どもたちでも、安心して通えるよう支援しています。就業に備えたサポートも充実し、体験型の学習プログラムや多様なカリキュラムを通じて、社会への自信と意欲を育てられます。この記事では、楠の木学園の特徴と取り組みについて詳しく紹介します。
楠の木学園の教育方針
楠の木学園では、仲間と協力する楽しさや、役割を果たすことのよろこびを体験できるのが特徴です。
仲間たちと一緒に過ごす中で、互いの長所を認め合い、支え合いながらともに成長することを目指しています。こうした触れ合いを通して、子どもたちは生きることの充実感や将来への希望を感じ、社会への参加に対する自信を少しずつ高めていきます。
しかし、現実社会のきびしさに向き合えるようになるには、すぐに解決することがむずかしい課題も多いのが現状です。そのため、楠の木学園では、社会に出ても生き抜ける力を備えられるよう、スタッフがじっくりとサポートしています。
このていねいな支援によって、生徒は自分の存在価値を発見し、自己肯定感を高め、未来に向けて一歩ずつ進む力を蓄えていくのです。
楠の木学園では、周囲の人と協力しながら充実感や自己成長を感じられるだけでなく、生徒が社会の一員として生きていく力を獲得し、希望をもって未来に向かえるような支援体制が整っています。
多様なカリキュラムとサポート体制
楠の木学園は、多様なカリキュラムと個別のサポート体制を通じて、生徒一人ひとりの成長と、社会参加への準備を支援しています。
本科と専門科に分かれる
楠の木学園は、本科として中等部と高等部の各3年間があり、さらに専攻科として、就労を目指すための2年間の課程が設けられています。
また、楠の木学園は広域通信制高校「さくら国際高等学校」の横浜キャンパスであり、必要な単位を修得することで高校卒業資格を得ることも可能です。
多様なカリキュラム
楠の木学園では、生徒たちが多くの行事で他者と協力しながら役割を果たすことで、自然に自信と自己成長が得られる環境が整っています。
たとえば、知性、感性、身体性のバランスの取れた発達のために、体験型の学習プログラムが充実しています。一例として、毎年2月に開催される発表会は、楽器演奏や美術作品の展示など、多様な表現活動を通じて学んだことを発信する貴重な場となっています。
このような、創造的な活動や体を動かすプログラムは、体験を通じて特別な感情を身につけることを意図して設計されており、新たな自分を発見するよろこびを味わえるでしょう。
単科プログラムの提供
さらに、登校がむずかしい不登校生や引きこもりの生徒に対しても、特別な単科プログラムを提供しています。
和太鼓や演劇など、体を動かす授業をひとコマ単位で受講でき、興味のある活動に参加しやすいのが特徴です。生徒一人ひとりが無理なく社会復帰への一歩を踏み出せるよう工夫されたカリキュラムです。
就労に向けたサポート
高等部を修了した生徒には、専攻科課程が用意されています。
この課程は、就業マナーや働くことの意味を学ぶ場であり、社会人となる準備を進める課程です。また、就労準備の一環として実施される学園内実習も、大変重要です。
社会に出る前段階として開催される喫茶実習は、専任スタッフの指導のもと、焼き菓子の製造などを通じて、適性の見極めや就労意欲を高めます。さらに、職場実習では、生徒の居住地や近隣にある福祉施設や企業と連携し、実際の就労を体験できるサポートです。
これらの実習により、社会に出る際の課題や適性が明確化され、生徒やその家族が、最適な進路を選択できるきっかけになることを目指しています。
就業後もサポート
卒業後のフォローアップ体制も特徴的です。
スタッフの職場訪問や、卒業生が集まる機会を設けることで、卒業後も安心して働けるようなサポートを受けられます。また、必要に応じて、就労先や関連機関との連携を図り、卒業生が困難に直面した際には、支援が受けられる体制が確保されています。
安心できる学校生活の環境
楠の木学園では、生徒一人ひとりの個性や特性を尊重し、ニーズに応じた教育を提供することを大切にしています。
とくに、不登校や引きこもりなどで自己肯定感を失った子どもたちが、安心して心を開けるような環境づくりに力を注いでいます。
信頼感を高められる環境
学園生活においては、学びや行動を通して仲間とかかわり合い、信頼関係を深めることを重視しています。
生徒たちは、日々の共同生活や学習活動を通じて、自分自身に対する信頼と、周囲の人々に対する信頼を少しずつ築き上げていきます。
まとめ
楠の木学園は、安心して通える環境を作り上げるとともに、生徒の個性や状況に応じた柔軟なサポートを提供しています。不登校の生徒が自己肯定感を取り戻し、社会への自信を取り戻せるカリキュラムが整っており、体験型の学習プログラムや専攻科による就労支援も魅力のひとつです。さらに、高卒資格の取得が可能なだけでなく、職場訪問や相談を通じて、卒業後も生徒を見守るなど、心強いサポートを受けられます。将来を見越したサポートを希望する方は、楠の木学園を検討してみてはいかがでしょうか。